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ピロリ菌とハチミツ

ピロリ菌の危険性

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、胃の粘膜表面に生息する菌で、放置しておくと胃や十二指腸の病気を引き起こすことがあります。しかしピロリ菌に感染しても最初のうちは特徴的な自覚症状がありません。特に子どもの頃に感染した場合は症状がはっきりしません。

ピロリ菌に感染すると、ピロリ菌が発生させる物質によって胃の粘膜は傷つけられ炎症を引き起こします。そして炎症が続くことで、胃潰瘍や胃がんなど、深刻な病気につながってしまうこともあるため、早期に発見して除去する事が重要です。​ 

(ピロリ菌に関する詳細情報

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ハチミツの抗酸化作用がピロリ菌による胃潰瘍を低減

ハチミツは高い抗酸化作用を有する事で知られていますが、最近の研究ではピロリ菌による胃潰瘍の治癒効果及びピロリ菌の抑制効果が証明されています。英語論文

また、ハチミツに豊富に含まれる天然のフラボノイドやフォトケミカル類などが胃腸環境を良好に保つ効果があり、腸内免疫力を高めると考えられています。

人類は石器時代からハチミツを重宝してきた

紀元前8000年ごろの岩壁にハチミツの収穫の様子が描かれており、紀元前7000年に作られた陶器には防水目的と思われる蜜ろうが塗られている。古代エジプト人は蜂蜜を神に捧げ、古代ギリシャ人、ローマ人、中国人はハチミツを傷の軟こうや、発熱や胃腸障害の治療薬として使っていたと言われています。そして今日も、蜂蜜にはがんや心臓病の予防をはじめ、潰瘍(かいよう)の減少、消化不良の軽減、血糖値の調節、せきやのどの痛みの緩和、運動能力の向上など、驚くべき治癒力や効果があるとされるています。(CNN特集記事

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